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日別アーカイブ: 2026年6月5日

ミナミトビハゼはなぜ陸を歩けるの?|魚なのに干潟で暮らす不思議な生き物

ミナミトビハゼはなぜ陸を歩けるの?|魚なのに干潟で暮らす不思議な生き物

吹通川のマングローブや干潟を歩いていると、

泥の上をぴょんぴょん跳ねる小さな魚を見かけることがあります。

それが

👉 ミナミトビハゼ

です。

初めて見た方からは、

「魚なのに陸にいる!」

「なんで水に戻らないの?」

と驚きの声が上がります。

今回は、そんな不思議な魚の秘密をご紹介します。


ミナミトビハゼってどんな魚?

ミナミトビハゼは、

マングローブや干潟に暮らすハゼの仲間です。

体長は10cm前後。

石垣島では吹通川の干潟でもよく見られます。

特徴は、

なんといっても

👉 魚なのに陸の上で活動すること。

干潮になると巣穴から出てきて、

泥の上を歩いたり跳ねたりしながら暮らしています。


魚なのになぜ陸で生きられるの?

普通の魚なら、

水から出ると呼吸できなくなってしまいます。

しかしミナミトビハゼは、

特別な方法で呼吸しています。


理由① エラに水をためている

ミナミトビハゼは、

エラの周りに水をためておくことができます。

人間で例えるなら、

小さな携帯用の酸素ボンベを持ち歩いているようなものです。

そのため、

しばらくの間は陸上でも呼吸できます。


理由② 皮膚からも呼吸できる

さらにミナミトビハゼは、

皮膚からも酸素を取り込むことができます。

カエルが皮膚呼吸をするのと少し似ています。

ただし、

体が乾いてしまうと呼吸できなくなるため、

常に湿った場所で生活しています。


だから干潟が好き

ミナミトビハゼにとって、

干潟は理想的な環境です。

  • 水が近い
  • 泥が湿っている
  • エサが豊富

そのため、

わざわざ水の中だけで生活する必要がないのです。


なぜジャンプするの?

観察していると、

ミナミトビハゼはぴょんぴょん跳ね回ります。

実はこれ、

尾びれを使って地面を蹴っているからです。

歩くというより、

ジャンプしながら移動しているイメージです。

危険を感じたときは、

驚くほど素早く逃げていきます。


胸びれが足みたいになっている

ミナミトビハゼをよく見ると、

胸びれが体を支えているのが分かります。

この胸びれを使って、

泥の上で体を持ち上げています。

まるで腕立て伏せをしているような姿です。

このおかげで、

魚なのに陸上を自由に移動できます。


実は木にも登る

これは意外と知られていません。

ミナミトビハゼの仲間には、

マングローブの根や低い枝に登るものもいます。

敵から逃げたり、

より良い場所へ移動したりするためです。

魚なのに木登りをする。

考えてみるとかなり不思議ですよね。


干潟のお掃除屋さん

ミナミトビハゼは、

泥の表面にいる小さな生き物や有機物を食べています。

そのため、

干潟の環境を保つ役割も担っています。

見た目は小さな魚ですが、

干潟の生態系の一員として大切な存在です。


観察するときのコツ

ミナミトビハゼは警戒心が強い魚です。

近づきすぎると、

すぐに巣穴へ隠れてしまいます。

観察するときは、

少し離れた場所でじっと待つのがおすすめです。

すると、

  • ジャンプする
  • エサを探す
  • 他の個体と縄張り争いをする

など、

さまざまな行動を見ることができます。


まとめ

ミナミトビハゼが陸を歩けるのは、

  • エラに水をためられる
  • 皮膚からも呼吸できる
  • 胸びれで体を支えられる

という特別な能力を持っているからです。

魚なのに陸で暮らす姿は、

まるで魚と陸上動物の中間のようにも見えます。

吹通川の干潟では比較的よく見られるので、

マングローブを訪れた際はぜひ探してみてください。


吹通川の干潟には不思議な生き物がたくさんいます

ミナミトビハゼは、吹通川で出会える生き物のほんの一例です。

干潟には、

  • シオマネキ
  • ベニシオマネキ
  • ヤエヤマヤマガニ
  • トントンミー(ミナミトビハゼ)

など、多くの生き物たちが暮らしています。

オリオン石垣島のマングローブ&サンゴ礁カヤック・SUPツアーでは、カヤックやSUPで自然を楽しみながら、こうした生き物たちの面白い生態もご紹介しています。

「魚なのに陸を歩く理由」

そんな不思議を知りながら自然を見ると、いつもの景色が少し違って見えてくるかもしれません。

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石垣島のマングローブとは?なぜ海水の中で生きられるの?ガイドがわかりやすく解説

石垣島のマングローブとは?なぜ海水の中で生きられるの?ガイドがわかりやすく解説

石垣島のマングローブツアーに参加したお客様から、

「この木はずっと海水に浸かっているのですか?」

「なぜ枯れないんですか?」

という質問をいただくことがあります。

確かに私たちが普段見ている植物の多くは、海水をかぶり続けると枯れてしまいます。

では、なぜマングローブは海水の中でも元気に育つことができるのでしょうか?

今回は石垣島のマングローブについて、ガイド目線でわかりやすくご紹介します。


そもそもマングローブとは?

実は「マングローブ」という名前の木はありません。

マングローブとは、

海水と淡水が混ざる場所(汽水域)に生える植物の総称

です。

つまり、

「サクラ」や「マツ」のような木の名前ではなく、

特別な環境で暮らす植物たちのグループ名なのです。


石垣島で見られるマングローブ

石垣島では主に

  • ヤエヤマヒルギ
  • オヒルギ
  • メヒルギ

などを見ることができます。

オリオン石垣島でご案内している吹通川は、石垣島北部に広がるマングローブエリアのひとつです。

吹通川のヒルギ群落は石垣市の天然記念物にも指定されており、ヤエヤマヒルギやオヒルギを中心としたマングローブ林が広がっています。


なぜ海水の中で生きられるの?

ここが一番不思議なところです。

植物にとって塩分は大敵。

海水をそのまま吸い続けると、多くの植物は水分を吸えなくなり枯れてしまいます。

しかしマングローブには特別な仕組みがあります。


理由① 根が塩分をブロックしている

マングローブの根は、

海水に含まれる塩分の多くを取り除いてから水を吸い上げています。

例えるなら、

高性能な浄水器のような仕組みです。

完全に塩分を除けるわけではありませんが、

大部分をカットすることで生きていけるのです。

Mangrove: A Natural Wonder in the Ocean


理由② 葉っぱから塩を捨てている

根を通り抜けた塩分はどうなるのでしょうか?

実は葉から外へ排出しています。

オヒルギなどの葉をよく見ると、

表面に塩の結晶が付いていることがあります。

触ると少ししょっぱく感じることもあります。

ツアー中に観察すると子どもたちがよく驚くポイントです。


理由③ 干潮と満潮を利用している

マングローブは常に海水の中にいるわけではありません。

石垣島のマングローブ林では、

1日に2回ほど潮が満ち引きします。

満潮時には海水に浸かり、

干潮時には根元が現れます。

そのため海と陸の両方の特徴を持つ特殊な環境になっています。


不思議な根っこにも注目

マングローブを見ると、

地面からたくさんの根が飛び出しています。

これは単なる支えではありません。

泥の中は酸素が少ないため、

空気中から酸素を取り込むための役割もあります。

人間でいうと「シュノーケル」のようなものです。


マングローブは生き物たちのゆりかご

マングローブ林は木だけの場所ではありません。

そこにはたくさんの生き物たちが暮らしています。

例えば

  • ミナミトビハゼ
  • シオマネキ
  • ツムギハゼ
  • ノコギリガザミ
  • ボラの仲間
  • サギ類

など。

潮が満ちたり引いたりする環境を利用しながら生活しています。


なぜ石垣島のマングローブは面白いの?

石垣島のマングローブは、

ただ木を見るだけではありません。

潮の高さによって景色が大きく変わります。

満潮のときは

まるで森の中をカヤックで探検しているような景色。

干潮のときは

シオマネキやハゼたちが暮らす干潟が広がります。

同じ場所でも訪れる時間によってまったく違う表情を見せてくれるのです。


まとめ

マングローブは、

海水と淡水が混ざる特別な環境で暮らす植物たちの総称です。

そして、

  • 根で塩分をろ過する
  • 葉から塩を捨てる
  • 特殊な根で呼吸する

といった工夫によって生きています。

石垣島のマングローブを見ていると、

植物も環境に合わせて驚くほど進化していることが分かります。

カヤックやSUPでゆっくり進みながら観察すると、

ただの森に見えていた景色が少し違って見えてくるかもしれません。

実際に見ると、マングローブはもっと面白い

マングローブは、ただ木が生えている場所ではありません。

潮の満ち引きによって景色が変わり、

干潟にはカニやハゼたちが現れ、

季節によって見られる生き物も変わります。

「なぜ海水の中で生きられるのか」

「なぜこんな形の根をしているのか」

そんなことを知ってから見ると、同じ景色でも見え方が大きく変わります。

オリオン石垣島では、石垣島北部の吹通川を中心に、マングローブの森をご案内しています。

カヤックやSUPでゆっくり進みながら、

  • マングローブの不思議な仕組み
  • 干潟に暮らす生き物たち
  • 潮の満ち引きによって変わる景色

などをご紹介しています。

また、当店のツアーではマングローブだけで終わりません。

海況が良ければサンゴ礁が広がる海へ漕ぎ出し、石垣島ならではの「森と海の両方」を楽しむことができます。

自然は毎日同じではありません。

だからこそ私たちは、その日の風や潮、天候を見ながら、一番気持ちよく楽しめる時間をご案内しています。

「ただ漕ぐだけではなく、自然の面白さも知りたい」

そんな方は、ぜひ一緒に石垣島のマングローブを探検してみませんか?

ご予約はこちらから

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