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ミナミトビハゼはなぜ陸を歩けるの?|魚なのに干潟で暮らす不思議な生き物

ミナミトビハゼはなぜ陸を歩けるの?|魚なのに干潟で暮らす不思議な生き物

吹通川のマングローブや干潟を歩いていると、

泥の上をぴょんぴょん跳ねる小さな魚を見かけることがあります。

それが

👉 ミナミトビハゼ

です。

初めて見た方からは、

「魚なのに陸にいる!」

「なんで水に戻らないの?」

と驚きの声が上がります。

今回は、そんな不思議な魚の秘密をご紹介します。


ミナミトビハゼってどんな魚?

ミナミトビハゼは、

マングローブや干潟に暮らすハゼの仲間です。

体長は10cm前後。

石垣島では吹通川の干潟でもよく見られます。

特徴は、

なんといっても

👉 魚なのに陸の上で活動すること。

干潮になると巣穴から出てきて、

泥の上を歩いたり跳ねたりしながら暮らしています。


魚なのになぜ陸で生きられるの?

普通の魚なら、

水から出ると呼吸できなくなってしまいます。

しかしミナミトビハゼは、

特別な方法で呼吸しています。


理由① エラに水をためている

ミナミトビハゼは、

エラの周りに水をためておくことができます。

人間で例えるなら、

小さな携帯用の酸素ボンベを持ち歩いているようなものです。

そのため、

しばらくの間は陸上でも呼吸できます。


理由② 皮膚からも呼吸できる

さらにミナミトビハゼは、

皮膚からも酸素を取り込むことができます。

カエルが皮膚呼吸をするのと少し似ています。

ただし、

体が乾いてしまうと呼吸できなくなるため、

常に湿った場所で生活しています。


だから干潟が好き

ミナミトビハゼにとって、

干潟は理想的な環境です。

  • 水が近い
  • 泥が湿っている
  • エサが豊富

そのため、

わざわざ水の中だけで生活する必要がないのです。


なぜジャンプするの?

観察していると、

ミナミトビハゼはぴょんぴょん跳ね回ります。

実はこれ、

尾びれを使って地面を蹴っているからです。

歩くというより、

ジャンプしながら移動しているイメージです。

危険を感じたときは、

驚くほど素早く逃げていきます。


胸びれが足みたいになっている

ミナミトビハゼをよく見ると、

胸びれが体を支えているのが分かります。

この胸びれを使って、

泥の上で体を持ち上げています。

まるで腕立て伏せをしているような姿です。

このおかげで、

魚なのに陸上を自由に移動できます。


実は木にも登る

これは意外と知られていません。

ミナミトビハゼの仲間には、

マングローブの根や低い枝に登るものもいます。

敵から逃げたり、

より良い場所へ移動したりするためです。

魚なのに木登りをする。

考えてみるとかなり不思議ですよね。


干潟のお掃除屋さん

ミナミトビハゼは、

泥の表面にいる小さな生き物や有機物を食べています。

そのため、

干潟の環境を保つ役割も担っています。

見た目は小さな魚ですが、

干潟の生態系の一員として大切な存在です。


観察するときのコツ

ミナミトビハゼは警戒心が強い魚です。

近づきすぎると、

すぐに巣穴へ隠れてしまいます。

観察するときは、

少し離れた場所でじっと待つのがおすすめです。

すると、

  • ジャンプする
  • エサを探す
  • 他の個体と縄張り争いをする

など、

さまざまな行動を見ることができます。


まとめ

ミナミトビハゼが陸を歩けるのは、

  • エラに水をためられる
  • 皮膚からも呼吸できる
  • 胸びれで体を支えられる

という特別な能力を持っているからです。

魚なのに陸で暮らす姿は、

まるで魚と陸上動物の中間のようにも見えます。

吹通川の干潟では比較的よく見られるので、

マングローブを訪れた際はぜひ探してみてください。


吹通川の干潟には不思議な生き物がたくさんいます

ミナミトビハゼは、吹通川で出会える生き物のほんの一例です。

干潟には、

  • シオマネキ
  • ベニシオマネキ
  • ヤエヤマヤマガニ
  • トントンミー(ミナミトビハゼ)

など、多くの生き物たちが暮らしています。

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「魚なのに陸を歩く理由」

そんな不思議を知りながら自然を見ると、いつもの景色が少し違って見えてくるかもしれません。

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